「よーだ」死去-宮澤喜一氏のご冥福を祈る
私がこの業界1年生だった頃、小渕内閣の元
日本の最後の「大蔵大臣」だった、宮澤喜一氏に
幾度か取材でお目にかかったことがある。
当時、カメラマンだった私は、女の子と言うこともあって目立ったのだろう
何度か話しかけてもらったことがある。
「重くはないのかい?」「出身はどこだ?」「髪を切ったねぇ。」などなど・・・
もちろん、きっと名前なんて覚えてもらっていない。
けれど、髪を切ったということを分かってもらえたということは、
顔を覚えてもらっていた、ということだから、とてもうれしかったのを覚えている。
宮澤さんは、学歴フェチで、英語を鼻にかけるとよく言われるが、
私は、彼がなんとなく、好きだった。
やさしいおじいちゃん的な面しか知らないからかもしれないけれど。
当時、カメラマンとしていろんな省庁の閣議後会見などに足を運ぶと
「この人は、頭イイナー」っていう大臣と、「いっぺんシネっ!」というような大臣と
結構すぐに、感じたりしちゃっていたものだが、宮澤さんは「ウィットに富んでいる」
というか、「品のある、多少嫌みな知性派」という感じで、私は好きだった。
と、同時に彼は、すごく「撮り」づらい大臣であった。
・・・というのも、見かけがスターウォーズの「ヨーダ」みたいだから、笑。。
ではなく年のせいもあったのだろうが、実によく動くのだ。
普通、会見なんていうのは、だいたいカメラの位置を固定したらそのままで
大丈夫なモノ(カメラマンの姿勢としては本来はとてもよくない心がけ)なんだが
彼は、右に左に、上に下に、ほんとうによく動いて話をするのだ。
なので、ずっとカメラのファインダーから逃せないのだ。
ちびっ子の私は、いつも脚立の上に乗っかって、ふらふらしながら
30分以上を「ヨーダ」の動きを追っていた。
そして、やっぱり彼の英語の発音は抜群だった。
というよりも、日本の政治家の英語のレベルがこんなもんなんだ!と
正直、業界に入って驚いたモノだった。
(と言って、私が話せるワケじゃないんだけどさ。)
めっちゃ「カタカナ」英語なんだもん。オヤジ政治家たちってばさ。
あとは、森総理の時の「神の国」発言の際のコメントだったかな?
「大蔵省は神の管轄外ですから」と言っていた。。。
なんか、何を書いて居るんだろう、最期のオークラ大臣が、死んじゃった。
ハシリュウも死んじゃったしね。
ハシリュウは、てかてかしててファインダー越しに「白光り」する髪の毛が印象的で
足下にも特徴があった。笑(分かる人にはわかるでしょ。。)
小渕さんは、すごい四角い顔だった。
なんか、昭和の政治家って人がいなくなってしまうことが
なんか、切ない。
こんな年でも感じるようになっちゃうんだ、
オバサンって言われてもしょうがないんだ、
全然、本人はまだまだプリプリの若手気取りなのに。
そんなことをすごーく感じたニュースだったので、節目に書いてみました。
あと50年もしたら「昭和を知る人」というだけで
ババァ扱いされるんだろうなーとか、思いつつ
そんな歴史を語れる、素敵なババァになりたいと思ったりもする今日この頃でした。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
|










最近のコメント