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2007年6月の投稿

2007年6月29日 (金)

「よーだ」死去-宮澤喜一氏のご冥福を祈る

Souri78

私がこの業界1年生だった頃、小渕内閣の元
日本の最後の「大蔵大臣」だった、宮澤喜一氏に
幾度か取材でお目にかかったことがある。

当時、カメラマンだった私は、女の子と言うこともあって目立ったのだろう
何度か話しかけてもらったことがある。
「重くはないのかい?」「出身はどこだ?」「髪を切ったねぇ。」などなど・・・

もちろん、きっと名前なんて覚えてもらっていない。
けれど、髪を切ったということを分かってもらえたということは、
顔を覚えてもらっていた、ということだから、とてもうれしかったのを覚えている。

宮澤さんは、学歴フェチで、英語を鼻にかけるとよく言われるが、
私は、彼がなんとなく、好きだった。
やさしいおじいちゃん的な面しか知らないからかもしれないけれど。


当時、カメラマンとしていろんな省庁の閣議後会見などに足を運ぶと
「この人は、頭イイナー」っていう大臣と、「いっぺんシネっ!」というような大臣と
結構すぐに、感じたりしちゃっていたものだが、宮澤さんは「ウィットに富んでいる」
というか、「品のある、多少嫌みな知性派」という感じで、私は好きだった。

と、同時に彼は、すごく「撮り」づらい大臣であった。

・・・というのも、見かけがスターウォーズの「ヨーダ」みたいだから、笑。。
ではなく年のせいもあったのだろうが、実によく動くのだ。

普通、会見なんていうのは、だいたいカメラの位置を固定したらそのままで
大丈夫なモノ(カメラマンの姿勢としては本来はとてもよくない心がけ)なんだが
彼は、右に左に、上に下に、ほんとうによく動いて話をするのだ。
なので、ずっとカメラのファインダーから逃せないのだ。

ちびっ子の私は、いつも脚立の上に乗っかって、ふらふらしながら
30分以上を「ヨーダ」の動きを追っていた。


そして、やっぱり彼の英語の発音は抜群だった。

というよりも、日本の政治家の英語のレベルがこんなもんなんだ!と
正直、業界に入って驚いたモノだった。
(と言って、私が話せるワケじゃないんだけどさ。)
めっちゃ「カタカナ」英語なんだもん。オヤジ政治家たちってばさ。

あとは、森総理の時の「神の国」発言の際のコメントだったかな?
「大蔵省は神の管轄外ですから」と言っていた。。。

なんか、何を書いて居るんだろう、最期のオークラ大臣が、死んじゃった。
ハシリュウも死んじゃったしね。

ハシリュウは、てかてかしててファインダー越しに「白光り」する髪の毛が印象的で
足下にも特徴があった。笑(分かる人にはわかるでしょ。。)

小渕さんは、すごい四角い顔だった。
なんか、昭和の政治家って人がいなくなってしまうことが
なんか、切ない。

こんな年でも感じるようになっちゃうんだ、
オバサンって言われてもしょうがないんだ、
全然、本人はまだまだプリプリの若手気取りなのに。

そんなことをすごーく感じたニュースだったので、節目に書いてみました。

あと50年もしたら「昭和を知る人」というだけで
ババァ扱いされるんだろうなーとか、思いつつ
そんな歴史を語れる、素敵なババァになりたいと思ったりもする今日この頃でした。


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2007年6月28日 (木)

仔猫と、なにわイケメンず

今朝、会社へ行こうと最寄り駅まで歩いていると
「みゃー」    「みゃー」と
小さな声が聞こえてきました。

きょろきょろと、声の主を探してもなかなか見あたらず。
「みゃー」・・・・・「みゃー」・・・・・「みゃー」

全身を耳にして、鳴き声を聞くこと数十回。
ブロックに囲まれたマンションの垣根の中で
ようやく見つけた声の主は、片手ほどの小さな仔猫。
しかも目が開いていない。
たぶん、目やにでひっついてしまったのだ。

どうしよう。。。会社にも行かなくてはいけないから、
母に電話をして、場所を説明してとりあえず会社へ。

後、母はその場所を訪れたが、居なかったとの報告を受けたので
きっと誰かに助けられたんだろうと、祈った。


すっかり、仔猫のことは忘れていた帰り道。
垣根を見て、思い出した。
鳴き声もしないから、きっと誰かに。。。。

と、思って近づいてみると
「みゃー」・・・・・「みゃー」

なんと!まだいるではないか!!!
早速母に電話をして、脱脂綿を持ってきてもらい
私は近くのコンビニに、マキロンと牛乳を買いに走った。

コンビニから戻ると、若いイケメン青年が二人。

若い女の子なども集まっていたのだが、
目が開いていない、怪我をしているようだとわかると
みんな、居なくなってしまった。

けれど、若い青年は嫌がる仔猫を支えてくれて、
私が脱脂綿で必死に、目やにを取ってやると両目が開いた!
・・・・・「みゃー」

最後まで一緒に面倒を見てくれたのは
お米の会社につとめる関西人の青年ふたりでした。
近くに社員寮があるとか。

このあたりには、猫がたくさん居るので、きっと心優しい野良猫が
何とかしてくれることを祈って、今日はとりあえず退散。

早速、心優しい彼らの会社のあかふじ米を購入するのであった。

やっぱり、関西人は人に優しいナー。っておもいました。
あ、猫か・・・

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あぁ、無情~不良債権処理

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友人に誘われ、「レ・ミゼラブル」20周年特別公演(イープラス限定)を
帝国劇場、S席!にて見てまいりました。

小学校3年生の時の担任の先生が「あぁ、無情」を毎日終わりの会に
朗読してくれていたのを思い出しながら、ジャンバルジャンの人生模様を
素敵な出演者と演出を見てまいりました。

悲劇、という感じよりも、何故か「人生悔いなく生きよ」というような
メッセージとして私には響きました。

そして友人と食事をしながら、あーでもこーでも話をしつつ

「何でそんなに物事を深く考えるのか、もっとテキトーでいいじゃん」
「もっと、格好悪くてもいいじゃん、急がなくてもいいじゃん」
と指摘され、うむ。うむ。
「あぁ、確かにそうだなー。」と思ったのです。

不良債権を抱えてるのに、
それを次のスタートを切ることでリセットしようとしても、
結局は、不良債権はなくならない。

ひとつひとつを、返済しなければ
本当のスタートなんて切れるはずもない。


しっかし、いい男っちゅーのは、いいね。
山口 祐一郎岡 幸二郎の背の高さと
素敵な声にやられました。

そして、やっぱり 森公美子のテナルディエ夫人は
サイコーですね。めっちゃおもしろかった。

音響がイマイチでしたが、照明は抜群でした。
というわけで、不良債権処理を頑張る表明でした。
あ、本当にお金に困ってるってわけじゃないのよ。笑

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2007年6月26日 (火)

よしざわひとみって誰?

年に一度の、先輩づらをする会のために、日本プレスセンターに行ってきました。
あれからもう2年かー。みたいな。

一回りも違う大学生らと、何の違和感もなく話をしている自分が
ある意味、切ない感じでありましたが
「先輩、よしざわひとみに似てるって言われません?」「ほんとだー!似てるー!」
と言われて、
「誰?それ。」

と言って、盛り上がる女子に対して、盛り下がる男子の意味が
「モー娘。」「よしざわひとみ」と画像検索をしてわかってしまったわけです。笑

じぇんじぇん大学生と違和感なく話しているつもりなのに
盛り下がる男子に、「この人は、当時は「藤原紀香」だと豪語していた」と
同級生に暴露され
「あぁ、確かに若かった。」と反省するワタクシでありました。


10年も経つとマスコミっていうものも、得体の知れぬモノになるような気がします。
自分が当時目指していたモノ、というものと自分が今感じるモノ、
そして、今後自分が目指すモノ。

そんなこんなをいろいろと感じつつ、
「よしざわひとみって誰?」と言ってしまった自分と
W杯、日本代表にナカタが二人いるなんて知らずに、大失敗の放送を出してしまった
スポーツ&芸能音痴の自分を反省すると共に
でも、やっぱり「関心事」にしか、アンテナって張り巡らされないんだよ、と
思うのでありました。

ちょっとー。
就職活動する大学生が、一回りも違うって、どういうことですか?

周りにいるオヤジ上司たちが、いかに私タチ世代を見ているかということを
パラレルに感じてしまった一日でもありました。


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2007年6月24日 (日)

のんびり屋でもあるようです。

写真をクリックすると多少大きくなりますから。

Mae

前の足をそろえていると思ったら、後ろの足に注目!

Ato_1


ほぼ、後ろ足「大の字」状態。

モエたん、君は、ほんとうにうさぎか?、うさぎなのか?

今後が心配になってきた、親バカでした。


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2007年6月23日 (土)

品のよい子です。

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ひさしぶりの、ゆったりした自宅での休日。
MOEちゃんの動きを観察していました。笑

両手をそろえて、品のよい子です。
手と足の裏だけが、白っぽくて、これまたカワイイのです。
完全に親バカ化しています。

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2007年6月18日 (月)

「MOE」といいます。

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名前が決まりました。
「MOE」です。モエちゃんです。
いろんな仕草がかわいいです。癒されてます。
瞬間的なかわいい表情を、写真を撮るのは、結構難しいです。。。
目の前にあるのは、ひとつの命なんだなーとか思うと
感慨深くもなったりします。

そして、何か守ってあげるもの、みたいなものが出来ると
人は変われるのかもしれないと、また感慨深くもなったりします。

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2007年6月17日 (日)

淋しいと死んじゃうっていうけど。

我が家に新しい家族が増えました。
Rabbit

「我が輩はうさぎである。名前はまだない。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」


というのは、有名な夏目漱石の書き出しであるがこの子の場合。

「あたくしはうさぎ、しかもホーランドロップっていう種類の色はブルー。
名前はまだ付けてもらってないんだけど、生まれは山口県のイーわんこっていう
時の安倍総理と一緒の出身で、5月7日生まれなのよ。」

私は生まれたときから、わんちゃんと一緒に18才まで大阪に住んでいましたが
東京で寮生活をはじめてからというもの、ペットを飼いたくとも飼えなくて。
母と一緒に暮らしたことで、念願の夢叶うといった感じです。

マンションなので犬や猫はNG。
なにがいいかしらんと、いろいろと考えていたのですが
どうやらペットセラピーとしてもうさぎが最近人気だとか。
しかも、この子ってば、全然うさぎらしくなくないですか?
「たれ耳」に一発でやられてしまいました。

我が家の近所の西新井大師でも、
露天でうさぎさんは格安で売られていたりするのですが
はて、どうしたモノかと、実際にお店にも足を運んでみたんだけど、
とにかくこのホーランドロップにしようと決めました。

毛の色もいろいろとあって、やっぱり顔つきなんかもすごく違って、
ぴぴぴ!と来る子に出逢うまで時間がかかりました。

この子はネットで購入したわけですが、
世の中、犬も猫も、うさぎもこの時代はネットで販売していたりするんだと驚きました。
最初は、生命をネットで買うってどうなわけ?と正直躊躇いもありました。

いろんなページをみて、いろいろとメールをしてみたりしたんだけど、
このイーわんこさんというお店は、とても丁寧で、
生まれてから動画や写真を載せてくれるし、安心できるお店だなと判断して
ぴぴぴ!と来るうさぎさんと出会えたので、家族になってもらうことにしました。

まだ450グラムでとてもちいさく、でもさわり心地は最高にやわらかい!
そしていろいろ見せる表情が、たまらなくかわいい!!

ってわけで、我が家の一員となりましたので、以後お見知りおきを。
友人各位、早く見に来てね!


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2007年6月16日 (土)

JAZZ 私を表現すること。

Piano

母との同居で、これまで実家にあったアップライトピアノを手放し、
自宅に電子ピアノを買いました。

素敵な王子様が奏でるピアノ演奏にあわせて、
私のジャジーなハスキーボイスと、美味しいお酒に酔いしれる。。。

そんなアマーイ生活を夢見てきたわけですが。
何かを成し遂げる、ということをしたくなった。というのもあるのですが
ジャズピアノはじめます。

まずは、コードの運指から、ピロピロやってます。
でも自分の能力と向き合うっていう時間は、とても大切です。

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2007年6月15日 (金)

デジタルさっちん始動!!(1)

最近、地上波デジタル、デジタルでじたるって、うるさいですよね。
私は、時計もアナログの方が好きだし、手帳もやっぱり紙が好きだし、
テレビやさんのくせに、地上波デジタルについて、世の中の動きについて
なーぁんにも、知りませんでした。

が。
そうも言ってられなくなりました。仕事になっちゃったから。
というわけで、私の健忘録的、かつ、2011年宇宙の旅。。ではなく、
2011年の地上デジタル完全移行まで、あと1500日!!!!
の間に、みなさまの役に立つ情報を出して行ければとも思いますので
なんか疑問があったら、簡単なモノなら答えてゆきます。
あくまで、簡単なモノね。。。。笑


昨日は、ケーブルショー2007@東京ビッグサイト
今日は、地上デジタル~IPTVまで@幕張メッセ
と、出展およびお勉強だったのですが。

いやぁー、すごいわ。技術の進歩って。ほんとに。
インターネットが普及したぐらい、携帯電話がこれほどまでになったぐらい、
きっと、みんなのテレビ環境は変わるんだろうなと実感せざるを得ないです。
って、話すと長くなるから。


まずは、ネット環境にいる皆様に、使ってみてね!情報。

Logo02

「キケル」
インターネットエクスプローラーのツールバーに無料でダウンロードすれば、
仕事をしながら、ネットサーフィンをしながら、いつでもネットラジオを楽しむ事ができる!


おすすめは、TBSラジオの24時間クラッシック専門音楽チャンネルOTTAVA!!!

オッターバと読みますが、これは「オクターブ」の別読み。
いつものネット生活が、きっとワンランクアップした感じになると思います!
私は、最近、ipodのポッドキャストで毎朝ダウンロードして、通勤時間を
貴婦人気分で過ごしています。

って、ラジオの話じゃないか!って?
いやいや、まずはみんなの役立つ情報からと思って。

この「キケル」は、いちテレビ地方局の方々の発想でできあがったモノ。

なんと、岩手の放送局、「IBC岩手放送」
日本のテレビ局で一番最初にポッドキャストもはじめているという
なんともなんとも、頭が下がる想いです。
ポッドキャストが日本に入ってきた1ヶ月後らしいから、ほんとうにすごいね。
技術も知ってないと取り残されるなと、
情報化社会の別の意味の危機感も感じました。


よく、既成産業で独占の免許事業業界で、著作権がうるさくて。。。
とか言われますが、「もうけ」ではなく、「サービス」の発想でやっているから
すごいです。

「コンテンツを作り続ける」ということは、何よりも大切なことですが、
そのコンテンツをどう活かしていくか、という流通の部分も考えていかなければ
先細ってしまう業界なのかも知れないと、心底心配にもなってきました。涙

常に、アンテナはたかーく!
まずは、所信表明的、みんなの役立つ情報でした!

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2007年6月12日 (火)

狂った体内時計は生対応

イヤらしい言葉に惹きつけられて来た人は退散。笑

親友と話していて、これまでの自分の半生を振り返って、そう結論づけられた。
「瞬時に」「的確に」「無駄なく」「不可能を可能に」

この仕事を続けてはや8年。気付くと私はずーっと「生放送」を出し続けてきた。
何が何でも、何をどうしてでも、無理だとわかっていても
最短期間の中で、最大限の努力で、最大限の結果を出す。
私の至上命令であった。

それが、今の私の根本的な部分を作っているのだと気付いた。

かもめのジョナサンのように、誰よりも速く!というような
高尚な心がけをずっともっていたわけでもないし、
どんな回り道をも回避してきたわけでもない。
不可能なことだってたくさんあったし、無駄だって山ほどあったはず。

けれど、今の私には「余裕」というものや「余力」というものが
足りないのだと気付かされた。

余裕を「作っていた」のだと気付かされた。

ロングバケーションしていた4ヶ月だって、きっと
「失ってきた」余裕のある生活や、時間のある生活というものを
「必死」で過ごしたのだとも思う。
山ほど本読んで、音楽聞いて、絵を描いて、詩を書いて。
無駄な「無駄な時間」を過ごしたくなかったのかも知れない。

私は何でそんなに急いでいるのだろう?
何をそんなに急いでいるのだろう?

そんなことに気付かせてくれた大切な親友との会話。

そうか。私の体内時計は「生放送」に適応するようになってしまっていたんだ。

一度はじまれば、終わるまではノンストップ。

そして、きっと、
ほんとうに突然、何の前触れもなく、なんのサヨナラの挨拶もなく
私の目の前から消えてしまった父への想いが、
きっと、私の体内時計をさらに急がせていたのかも知れない。

確かに、命は、明日消えてしまうかも知れない。
けれど、そんなこと、誰にもわからないのだから、
もしかしたら、もう少し時間はあるのかも知れないのだから。

狂った体内時計をゆっくりと直していこう。


でも、、、どうやって?
時計仕掛けのオレンジのような、私の音楽は存在するのだろうか?


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2007年6月10日 (日)

「神性」と「見立て」~能と狂言~

観世流のお能をご招待頂いて、母と一緒に見てまいりました。
」と「高砂」「小鍛冶」そして「二人袴

途中、記憶が遠のくぐらい、心地よいお囃子。
ぽぽぽぽん!「よーおっつ!」ぽぽん「ずっどーん」(と聞こえる)
お雛様の五人囃子みたいな感じで、メロディーは横笛のみで
あとは、歌とリズム。

でもなんか、これがとっても心地よいんだな。
私の周りで見ている人たちも、睡魔に襲われてました。笑

しかし、この年になったからなんだろうが、
能舞台の「空間」がとても心に美しく響いた。

出役の人たちの語りとともに、状況を説明する、いわばナレーション的な
「地謡(じうたい)」というおじさんたちの長唄?っぽいのも、
ちゃんと手元にパンフレットを持っていると、分かるので面白い。

わびさび、みたいな、見立てがとても重要で、
声の抑揚や、カラダの動き、そして衣装や小道具などが
最初は、「なんじゃこりゃ?」と思うんだけど、見ているうちに
ほんとうに見えてくるんだよね。
なんか、「神性」って感じで、日本人でよかったなぁと思ったのでした。


「小鍛冶」は、刀作りの名人がお殿様に命じられて、すごい刀を作るという
お話なんだけど、刀を作るには、とんとんかんかんと、槌で、打つわけですが
もちろん、一人では出来ず、(お餅つきみたいなもんだよね)
その相手、が重要なわけで。

その相手がつまりは「相槌」(あいづち)なわけで。

日本語のへぇーと共に、
何事も一人でなすものではなく、また物語の裏にある
「公共心」的な神性を感じたわけです。

でも、やっぱり狂言は、笑える。
二人袴」は最高でした!

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